RECONSTRACT HISTORICAL BULIDINGS

歴史的建造物再生

森川如春庵が残した田舎家を市民の手で再現するプロジェクト

 森川邸田舎家は如春庵が1927(昭和2)年ごろ、葉栗村(現 一宮市)にあった江戸時代の初期(17世紀初頭)の庄屋の住居を名古屋の別邸(千種区菊阪町)に移築し、茶室として改修を施したものです。現在、名古屋市が寄贈を受けて解体したままお蔵入りになっている「如春庵田舎家」を名古屋市博物館日本庭園内に再現するプロジェクトが市民の寄附金で進められています。本来「お茶」の文化は日本人のおもてなしの精神文化そのもので、今、名古屋市民の注目を集めている名古屋城天守の復元とともに、日本の歴史遺産として整備される事が望ましいと思います。
 


H邸再生プロジェクト

  愛知県春日井市。江戸時代から続く旧家。明治、昭和と改築され現代に至る。建物の耐震構造を踏まえ大改修を実施。

 改修指導:中部大学名誉教授 片岡靖夫
 企画統轄:一般財団法人 R-INE塾歴史文化まちづくり研究所
 設計施工管理:一級建築士事務所 (株)アルテクス・アソシエイツ
 インテリア企画:有限会社さくや、マングローブ
 設計・耐震補強設計施工:(株)三光工務店